パーセントの求め方|公式・出し方・例題をやさしく解説
「AはBの何%?」「何%はいくら?」「何%増えた?」を、公式の選び方から具体例までまとめて確認できます。
先に結論
基本の公式は「パーセント = 部分 ÷ 全体 × 100」です。ただし、問題文によって「全体」「部分」「変化前」「変化後」を見分ける必要があります。
- AはBの何%:A ÷ B × 100
- AのB%はいくら:A × B ÷ 100
- 何%増えた・減った:(新しい値 − 古い値)÷ 古い値 × 100
- 割引後価格:元値 ×(1 − 割引率 ÷ 100)
パーセントとは何か
パーセントは、割合を「100を基準」にして表したものです。たとえば全体が200で、そのうち50を取り出すと、50は200の25%です。
言い換えると、全体を100個に分けたとき、部分がいくつ分にあたるかを表しています。学校の正答率、売上の達成率、セールの割引率など、日常の多くの場面で同じ考え方を使います。
基本公式:AはBの何%か
「AはBの何%ですか」と聞かれたら、Aが部分、Bが全体です。公式は「A ÷ B × 100」。先に割り算をして、最後に100をかけます。
例として、45は180の何%かを求めるなら、45 ÷ 180 × 100 = 25%です。ここで180 ÷ 45にすると400%になり、意味が変わってしまいます。
何%はいくらかを求める
「全体の何%はいくらか」を求めるときは、全体にパーセントをかけます。公式は「全体 × パーセント ÷ 100」です。
たとえば20万円の7割はいくらかを考える場合、7割は70%なので、200,000 × 70 ÷ 100 = 140,000円です。GSCで見つかった「20万の7割はいくら」のような具体例は、この型で処理できます。
何%増えた・何%減ったを求める
増減率は、変化後の値だけを見るのではなく、変化前を基準にします。公式は「(新しい値 − 古い値)÷ 古い値 × 100」です。
100から120になった場合は、増えた分が20、基準は100なので20%増です。一方、120から100に下がった場合は、20 ÷ 120 × 100で約16.67%減になります。同じ20の差でも、基準が違うとパーセントは変わります。
割引・セールで使うパーセント
割引では「引かれる割合」と「支払う割合」を分けて考えるとミスが減ります。30%オフなら、引かれるのは30%、支払うのは70%です。
3割引も同じで、1割は10%なので3割引は30%オフです。元値10,000円なら、10,000 × 0.7 = 7,000円が割引後価格になります。
計算ミスを防ぐ見分け方
パーセント計算で最も多いミスは、全体と部分を逆にすることです。問題文の「の」「に対して」「中」が全体を示すことが多く、「何人」「何円」「何点」が部分になりやすいです。
もう一つのミスは、税込み・税抜きや割引で、100を基準に戻さないことです。10%引きは90%を支払う、10%税込みは110%になる、というように支払う側の割合まで言い換えると安全です。
- 「何のうち?」と聞いて全体を探す
- 100%を超えてよい場面か確認する
- 増減率では必ず古い値を基準にする
- 割引は「引く割合」と「支払う割合」を分ける
- 税込みは掛け算、税抜きは割り算で戻す
よく使う公式早見表
| やりたいこと | 公式 | 例 |
|---|---|---|
| AはBの何% | A ÷ B × 100 | 45は180の25% |
| AのB%はいくら | A × B ÷ 100 | 20万円の70%は14万円 |
| 何%増えた | (新 − 旧)÷ 旧 × 100 | 100→120は20%増 |
| 何%減った | (新 − 旧)÷ 旧 × 100 | 800→600は25%減 |
| 割引後価格 | 元値 ×(1 − 割引率 ÷ 100) | 30%オフは元値×0.7 |
計算したい場合はこちら
パーセントの求め方FAQ
パーセントの一番基本の求め方は?
部分 ÷ 全体 × 100です。AはBの何%なら、Aが部分、Bが全体です。
何%はいくらかを出すには?
全体 × パーセント ÷ 100で求めます。20万円の70%なら、200,000 × 70 ÷ 100 = 140,000円です。
パーセントと割合は違いますか?
割合を100分率で表したものがパーセントです。0.25という割合は25%と表せます。
何%増えたかの公式は?
(新しい値 − 古い値)÷ 古い値 × 100です。基準は必ず変化前の値です。
30%オフは何をかければよいですか?
支払う割合は70%なので、元値に0.7をかけます。3割引も同じく0.7倍です。
100%を超える結果は間違いですか?
必ずしも間違いではありません。部分が全体より大きい場合や、売上が2倍になった場合は100%を超えます。ただし、正答率や達成率など上限がある場面では入力を確認してください。